ルイ·ヴィトンのウォッチ コレクション「エスカル」から3針モデルの新作を発表
©LOUIS VUITTON
この再設計された「エスカル」は、ケースの仕上げの遊びからサファイアクリスタルの曲面にいたるまで、あらゆる側面に意図が込められています。八角形のリューズの先端部は、トランクのリベットの形を反映したドーム状になっており、ルイ·ヴィトン ロゴがあしらわれています。巻き上げと設定がしやすいよう交互に縦溝が彫られたリューズは、サテン仕上げのケース中間部にシームレスに配され、さらに、装飾的なリベットが施されたハンドポリッシュ仕上げとサテン仕上げのラグへと移行。こうした部品はいずれも、隣接する要素とは対照的な仕上げが施されており、意図的でありながら有機的な優美さをウォッチ全体にもたらします。これらの仕上げは手作業で施されるため、1つの表面の仕上げが次の仕上げへと正確に移行する際には、技法を切り替える熟練の技が求められます。
©LOUIS VUITTON
直径39 mmのケース内にさまざまな質感を1つにまとめるのに重要となってくるのは、バランス。この直径は、優れた多用途性と手首への理想的なプロポーションを考慮して選ばれました。動きの中に表現を見出す自然な躍動感と人間の願望は、文字盤のドーム型クリスタルを通じて具現化され、そのドームは滑らかな曲線でポリッシュ仕上げのベゼルへとつながります。