【ルック】シャネルが2024-25年秋冬 オートクチュール コレクションをパリ国立オペラ座で発表
フェザー、タッセル、カボション、花の刺繍、稀なブレード、ラッカー仕上げのジャージー、しなやかなツイード、なめらかなスエード、イリュージョン チュール、タフタ、ダッチェス サテン…さまざまな華麗なる素材が、繊細な衣擦れを奏でます。パフスリーブや、プリーツが入ったフラウンスは、ボリュームがありながらも軽やか。ふんだんに施された刺繍が、このコレクションのメゾンのコードにロマンティックさを加えています。
Courtesy of CHANEL
バーガンディーのツイードに白のサテンで縁取られたボックスプリーツのシャネルのスーツ、黒のコーデュロイのタキシードに、刺繍が施されたプラストロン付きの白のブラウス、黒のロング丈のキュロットとショルダーに黒のフェザーが施された、タイトなショート丈のジャケット。それらが、ロングコートにボリュームのあるケープや、イブニングガウンのあいだで、華麗なダンスを披露する光景は、モダナイズされた舞台の伝統と、ある種の演出の美学ともいえます。
Courtesy of CHANEL
マットやグロス、そしてラッカーによって、光が全てを包みます。黒、ゴールド、シルバー、アイボリー、フューシャ、ペールピンク、青磁のような淡緑などのカラーパレットから浮かび上がるのは、華麗なソワレです。