SENSE守谷編集長が9ブランドとリレートーク--有働、大野、尾花編--1/3
同企画のコラボアイテムとして、有働は自身のブランドの特徴ともいえるデニム素材をラペルやフラップに施したジャケットとパンツを提案。近年、スーツラインを強化する中で、同世代だという守谷や有働世代の男性にも心地よく着られるよう毛織物の産地・尾州で編んだ伸縮性のある生地を使用したという。有働は「黒は“男らしい”色。普段は結婚式に参列するなど特別なシーンで着ることが多い」と語った。2人目のゲストは、今年で17年目を迎えるリップヴァンウィンクルデザイナーの大野雅央。「ブランドを始めた当初から、一貫してシンプルなイメージ」とコメントする守谷に対し、「自分の好きなものが変わらないので、シンプルなアイテムにスポーティーな要素やミリタリーの要素を加えて進化させている」と答えた。自身のファッションについては「パンツを褒められると嬉しい」と語り、同企画のために製作したコラボアイテムでもパンツのひざ下にギャザーなど表情をつけることで、目線を下に持ってくることを意識したとコメントした。3人目のゲストはNハリの尾花大輔。
今回のトークショーで唯一、守谷が初対面だという尾花とのトークは握手から始まった。現在の服作りについて尾花は「自身のブランドがチームとして熟成されてきたからこそ、自分はコレクションテーマを深く掘り下げることが出来ている」