静寂に包まれる峻厳な奥日光の冬。ザ・リッツ・カールトン日光の温泉が特別な理由
暖簾をくぐり敬いをもって奥へ「誘(いざない)」
履物を脱いで、気持ちと準備を「整(ととのえ)」
精神と体を “かけ湯”で「清(きよめ)」
たっぷりとお湯が張られた浴槽に静かに流れ落ちる「音(みずおと)」
治癒力を高める硫黄泉独特の「薫(かおり)」
神秘的な白濁のお湯に身を沈め手に入れる極上の「静(せいじゃく)」
自分と温泉以外そこに何も存在しないことへの「畏(おそれ)」
そして湯上がりにラウンジで手に入れる「寛(ゆるやか)」
そのすべての時間には威厳のある静けさが貫かれています。
<源泉を引く奥日光湯元温泉のストーリー>
「ザ・リッツ・カールトン日光」が源泉を引く奥日光湯元温泉は、初めて男体山の山頂を極め開山した僧侶の勝道上人(しょうどうしょうにん)によって、延暦7年(788年)に発見されたとの記述が残されています。明治初期までは女人禁制、修験者のみ利用が許されたこの土地も、後期には次々と旅館も建てられ一大リゾートになった奥日光湯元温泉の様子を、当時、日本を旅したイギリスの世界的女性探検家のイザベラ・バードは、世界に日光を広めた著書『日本奥地紀行』の中で下記のように記しています。