HaaT、日本のテキスタイルの良さを伝える「Heart in HaaT」展開催中
「Heart in HaaT」テキスタイル展
イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE INC.)が展開する「ハート(HaaT)」が、日本で作るテキスタイルに焦点を当てた企画展「Heart in HaaT」テキスタイル展を9月8日まで、東京・港区のLA COLLEZIONE3階で開催している。
ハートはテキスタイルデザイナー皆川魔鬼子と企画チームによる「テキスタイルから発想する」ブランド。2000年のブランドスタートから日本で作るテキスタイルにこだわり、日本の産地とともに開発した新しい技法を現代の服に生かしてきた。
今回は00-01AWのファーストコレクションの有松絞りのジレや14-15AWで発表した京都西陣の階段絣(かすり)柄をジャカード織りで表現したテキスタイルなど、15年間のアーカイブの中から、厳選した服や小物67点を展示。絞り、丸編、加工、先染め、一本の糸を結んで多色 にすることで多品種小ロット織物生産システムを可能にする機械アレンジワインダーなど、技法別に分けることで、よりわかりやすく表現している。会場で渡される清水早苗編集によるテキストで、見ただけではわからないアイテムの詳細な説明や作られた産地、テキスタイルの混率なども知ることが出来る。