くらし情報『大分に“世界一の美術館”OPAM開館。設計は坂茂』

2014年10月24日 10:00

大分に“世界一の美術館”OPAM開館。設計は坂茂

と坂氏。

館長は西武美術館・セゾン美術館勤務を経た武蔵野美術大学教授の新見隆が務める。新見氏は、「美術館というよりは、新しいライフスタイルを提案する文化施設」としてOPAMを運営していく方針を語り、年間4度入れ替わる予定の今後の展示について説明した。「大分県には、大分県立芸術会館が所蔵してきた大分に縁のある19世紀と20世紀の近・現代作家の約4,000点の作品がある。1977年に芸術会館が設立されて以来うまく活用されてこなかった、これらの作品をフル活用して展示することが、第1の目標」と述べた上で、「これらの作品と西欧の名作やコンテンポラリーな作品を織り交ぜて見せることで、従来の展示とは違った、独自の美術展を企画していく」と今後の構想を明かした。例えば、大分の仏教美術とグスタフ・クリムトの作品が並ぶような展示をみることができるという。

地方の美術館では、他の美術館で行われた展示をそのまま見せる巡回展が頻繁に行われるが、OPAMではそれら巡回展の受け皿になることは拒否し、あくまでも独自のコンテンツで勝負する。

新見氏は、「大分には高山辰雄や、宇治山哲平などの、単なる地方作家の作品に留まらない、世界レベルを誇る素晴らしい近代美術の作品がある。

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