新宿伊勢丹のエルメスがリニューアルオープン。メゾンのライフスタイル提案
Photo by Yoshitaka Dazai (c)FASHION HEADLINE
7月30日から改装工事を行っていたエルメス(HERMES)の伊勢丹新宿店1階ブティックが11月1日、リニューアルオープンする。ブティックは増床し、エントランスが二つ設けられた。メインエントランスの扉を開くと、メゾンのアイコンであるスカーフ「カレ」が堂々と出迎える。白木による柔らかな色調の店内は、開放感にあふれ明るく心地良い雰囲気。デザインは、世界中のエルメスブティックの内装設計を手掛けるフランスのRDAI(レナ・デュマ・アルシテクチュール・ダンテリユール)が担当した。入り口右手にあるウインドーからは、メッシュのスクリーン1枚を隔て淡く外光が差し、にぎやかな百貨店内にありながらも、開放的かつ落ち着いた空間を演出。床はゾーンごとにタイル張りとカーペットに分けられており、それぞれのスペースの居心地が考慮されている。
売り場面積236平方メートルのフロアにはメンズ・ウィメンズプレタポルテからバッグなどのレザーグッズ、テーブルウエアやブランケット、クッションなどのライフスタイルアイテム、フレグランス、ノートやマーク・ニューソンデザインのペン“ノーチラス”などのステーショナリーをそろえる「エクリチュール コレクション」