ダファーの創設者マルコ・ケアンズが30周年イベントに来日、アーカイブを語る
「元々はイタリアで作られていたカーディガンだけれど、我々が復刻してスタイリストのレイ・ペトリが流行らせたんだ。ダファーを代表するアイテムだと思う。今回も渋谷店でアーカイブを展示したよ。それと2006年頃に発表したバッファローチェックのダウンジャケットも思い出深い。カナダをロードトリップしているときにカナダのアウトドアブランドに影響を受けて作った。これももう一つの代表的なアイテムだよ」とマルコ。
一時はコベントガーデンを始め5店舗展開されていたロンドンのショップは現在閉店し、同ブランドの名前を冠する店舗は日本での展開だけだが、英国での親会社JDスポーツとの関係は良好。
「今のファッションのトレンドがダファーに向いているかどうかは分からないけれど、アメリカンビンテージというスタイルの軸をぶらさなかったことが30年ブランドを続けられた要因だと思う」と話す。
来春夏のコレクションのテーマも米国海軍が上陸許可を得て海岸でリゾートを楽しむスタイリング「CAPTAINS LEAVE」をテーマに水兵のサマーホリデールックが提案された。「先週、イーストロンドンでも30周年のパーティーを行って、全然寝てないんだ。