15SSプルミエール・クラスで出会った、世界へ羽ばたく日本人デザイナー達【パリ特集】
「アヤメ」のブース
世界中からメディアやバイヤーなどファション関係者が集まるパリファッションウィークでは、ショーの他、様々なファッションイベントが開催される。そのうちの一つが合同展示会。
「トラノイ」や「パリ・シュール・モード」などパリ各地で合同展示会が開催され、魅力的な商品やブランドを探して、バイヤー達が駆け巡る。ブランドにとっても、新しい取り引き先を見つけるチャンスだ。
中でも重要な展示会の一つとされているのが、アクセサリーブランドが集まる「プルミエール・クラス」。1989年に始まったこの展示会は、3月と10月に開催。パリファッションウィークのメイン会場でもあるチュイルリー公園に5,000平方メートルにも及ぶ大きな白いテントが設置され、会期中1万7,000人が訪れる。
今シーズンも、出展申し込みから審査を経て、約400のブランドが世界中から集まった。
日本のブランドも参加しており、中でも気になった4ブランドを紹介する。
靴下ブランド「アヤメ(Ayame)」は、出展して3シーズン目。ブランドスタートと同時にロンドンにも拠点を設けており、取り引き先の3割がロンドンの「セルフリッジズ」