15年2月に一新するANA制服。ブランディングに込めた思いとは?【小沢ちあき/生き方】
と感じる時です。例えば、満席のニューヨーク路線でお客様の様々な要望に対応した際など、到着時に“やり遂げた!”という達成感を感じます。
――ANAのCAで良かったと思うことはありますか?
今振り返ると、人に恵まれてきたと感じます。同期はもちろん、後輩も先輩も。既に退職された方の中にも、今でもプライベートでお付き合いしている人がたくさんいます。女性が働く環境としては、世界的に見ればまだ改善点や課題があると思いますが、私が入社した当時から比べるととても働き易くなったと思います。出産後も復帰する人がも増え、産休に入る時に辞める人が減りました。現在は各フライトに必ず1人はママさんCAが乗務していますよ。
――今回10年振りの制服リニューアル実施の経緯について教えてください。
2012年12月、ANA創立60周年の節目に制服リニューアルを発表しました。2015年には現行の制服が着用開始から10年経つので、客室乗務員や空港のグランドスタッフなどフロントラインスタッフの制服を一新することによって、生まれ変わったANAの印象をお客さまに感じていただきたい、というのがきかっけでした。――新制服プロジェクトはどのように進められたのでしょうか。