神戸ファッション美術館で新春特別展示。阪神・淡路大震災と戦後の阪神、2視点でファッションを読み解く
が開催される。その他、トークイベントでは2月8日に眞田岳彦をゲストに招き、「心を繋ぐ衣服と伝統文化」を予定。3月15日には、津村耕佑によるワークショップ「繋げてつくろう!わたしだけのスペース」が開かれる。
一方、「1950-70年代の阪神間スタイル」では、アイビー、ミニスカート、ヒッピー、フォークロアなど、戦後の大阪や阪神に芽吹いた数々のムーブメントに注目。オートクチュール技術との出会い、「ヴァン(VAN)」をはじめとする男性衣装、帽子や靴といった小物などをテーマに、当時のファッション界やライフスタイルを回顧するような衣類や資料が出展される。田中千代や原田和枝、上田安子、石津謙介、コシノヒロコといった、この地を代表するデザイナーの作品にも注目だ。
関連トークイベントは3月28日を予定しており、テーマは「阪神間の洋裁文化の形成」と「大阪から発信したVANの創業期から現在」。ワークショップ「50’s-70’sファッションをシルクスクリーンでプリントしよう!」は、2月22日に開催される。
【イベント情報】
特集展示「衣服にできること-阪神・淡路大震災から20年」
特別展示「1950-70年代の阪神間スタイル」