くらし情報『ドンペリニヨンがイリス・ヴァン・ヘルペンと造った“繭”【INTERVIEW】』

ドンペリニヨンがイリス・ヴァン・ヘルペンと造った“繭”【INTERVIEW】

フランスのエペルネにあるドン ペリニヨンのセラーにも訪れ、醸造最高責任者、リシャール・ジェフロワ氏からシャンパーニュについて多くのことを聞きました。シャンパーニュは、その長い醸造プロセスの中で、様々な変化を経て、やがて熟成のピークを迎えます。そうしてドン ペリニヨンのアイデンティティーが醸成されていくのだと理解したのです。

リシャール氏がシャンパーニュについて情熱的に語る様子に、まるで詩を綴っているような印象を受けました。このエペルネでの素晴らしい経験も、ビジュアルとして作品に落とし込んでいます。

――(今プロジェクトの)テーマは「メタモルフォシス(Metamorphosis)」ですが、このワードからインスパイアされたことは?

変容、再生、進化といった意味を持つこの言葉から、自然の中に存在する「変容」を象徴するものとしてコクーン(繭)のモチーフを思いつきました。アートピースは蚕がコクーンの中で時間を掛けて蝶になっていく様子を素材やシルエットで表現し、その中にドン ペリニヨンが抱かれるように収められるものです。時間と共に進化していく変態の様子は、ドン ペリニヨンの醸成プロセスとも重なりませんか。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.