くらし情報『アクリス 2024-25年秋冬コレクション - 光で描くフォトグラム作品を着想源に』

2024年4月19日 15:30

アクリス 2024-25年秋冬コレクション - 光で描くフォトグラム作品を着想源に

アクリス 2024-25年秋冬コレクション - 光で描くフォトグラム作品を着想源に

アクリス(Akris)の2024-25年秋冬コレクションが、2024年4月16日(火)、東京・六本木の国立新美術館にて発表された。ランウェイには、モデルの稲垣貴子、福士リナが登場した。

光で描く“フォトグラム作品”を着想源に
アクリスは、1922年にスイスのザンクト・ガレンで誕生したラグジュアリーブランド。“目的を持ち自立した女性”のためのブランドとして、生地や素材、細部にこだわるクリーンで構築的なスタイルを提案している。

今季のインスピレーションは、スイスの写真家、カタリン・ディアーのフォトグラム作品から。フォトグラムとは、カメラもネガも使用せず作られるアナログ画像のことだ。印画紙の上に物体を置き、光を当てることで、物体はその外形を超えて捉えられていく。

オーガンジーの軽やかな舞い
軽いオーガンジー素材のドレスやロングスカートには、カタリン・ディアーのフォトグラム作品をデジタルフォトプリントであしらっている。
歩みを進めるたびに、たっぷりの布地がやわらかに風を抱えて、木漏れ日のように淡いグラデーションを揺らめかせる。いきいきいとしたグリーンや、夕焼けを思わせるオレンジ、色香を漂わせるピンクといったカラーリングも、フォトグラム作品の色彩をそのまま落とし込んだものだ。

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