映画『まる』堂本剛が27年ぶり映画主演、監督・荻上直子 - “◯”に浸食されていく奇想天外な日常
また、堂本は映画終盤に沢⽥の感情が溢れ出すシーンが「特に難しかった」とし、「実際、気持ちの持っていき⽅が⼤変ではあったんですけど、監督やプロデューサーさんをはじめ制作チームのみなさんがすごく親⾝になって、思いを伝えてくださったので、⾃分ができうる限り、全霊でお応えしようという思いで挑んでいったという感じでしたね」と撮影を振り返っている。
主題歌は堂本剛の「街」
主題歌は、2002年に「堂本剛」のソロ名義で発表した「街」を本作のために再レコーディングした「街(movie ver.)」。自身がつらかった時期に作詞・作曲を手掛けたという「街」は、“⾃分を⽣きることこそ素晴らしい”という、まるで主人公の澤田が歌っていると錯覚するかのようなメッセージが込められている。
また堂本は、クリエイティブプロジェクト「.ENDRECHERI./堂本剛」のダブルネームで、本作で初となる映画音楽にも挑戦する。映画『まる』あらすじ
⼈気現代美術家のアシスタントとして働くも、虚無な日々を過ごす男・沢⽥は、ある⽇通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた◯(まる)