ユミカツラの桂由美追悼ショーにウェディングドレス100着、すべては花嫁のために
「1枚の白い布から花嫁は誕生するのです」の言葉通り、女神のように崇高な花嫁を見ることができた。
場面は、桂がいち早く取り入れた欧米式ウェディングパーティーに移ろい、淡いパープルカラーでコーディネートされた新郎新婦とともに、軽快にランウェイが進んでいく。
世界中で愛される優美なシルエット「ユミライン」
桂由美の代名詞ともいえる「ユミライン」のドレスが登場。大振袖のお引きずりスタイルをインスピレーション源に、体躯に沿ったシルエット美を描くドレスの数々は、今もなお世界中の花嫁に愛され続けている。孔雀を思わせるダイナミックな柄レースや、ビーズを敷き詰めた刺繍柄など、エレガントなルックが披露された。
ラグジュアリーかつドラマティックな装い
洗練されたデザインとこだわりの素材による、上質なクチュールドレスも見逃せない。3ヶ月かけて1枚ずつ手縫いを施し、縫い目のないレース全体にミキモト(MIKIMOTO)のアコヤ真珠をあしらった“ギネス登録済”のドレスをはじめ、ゴールドの刺繍が目を惹くサテン生地のドレス、夫婦のアニバーサリーを祝う銀婚式にふさわしいシルバーグリッターの輝くドレスなどが勢ぞろいする。