「銀座ソニーパーク」リニューアルオープン - 飲食や体験型アクティビティを提案、地下鉄銀座駅直結で
四季折々のイベントを実施していたパブリックスペース「ソニースクエア」の温かな空間を受け継ぐように、誰もが楽しめる飲食や体験型のプログラム、アクティビティなどを提供する予定だ。
誰もが訪れやすい開放的な空間に
地上1階は、数寄屋橋交差点からの動線を確保しやすい、開放的な吹き抜け空間に。地下でも、扉や壁をなるべく設けずにシームレスな設計にすることで、銀座の街を訪れる人々が気軽に行き交うことのできる場所を目指した。
なお、地下鉄コンコース接続部にはソニービルの躯体の一部を残しているため、長きにわたり愛された建物の歴史を見て感じることが可能だ。
敷地を有効活用する「縦のプロムナード」
設計には、かつてのソニービルで限られた敷地をいかに有効に使うかを考え抜いた「縦のプロムナード」を進化させて採用。地下3階から屋上の地上5階までを大胆に繋げて、空間を活用すると同時に各フロアへの回遊性を高めている。
外観は、銀座の街では珍しい打ち放しのコンクリートに、ステンレスのグリッド状フレームを合わせたデザイン。おおらかな表情を見せるだけでなく、フレームの隙間から入り込む外の光がまるで木漏れ日のような味わいを見せる。