「東京アートブックフェア 2024」東京都現代美術館で、国内外の出版社・アーティストなど約300組
の第8弾として、ドイツにフォーカス。ドイツのアート出版を牽引する多様なブックメイカーたちを、展示を通して紐解いていく。
ユーモアのある知的なドローイングや言葉を発信するベルリンのアーティスト、ステファン・マルクスや、世界最大規模で毎年開催されているベルリンのアートブックフェア「MISS READ」、現代美術の最前線に寄り添ってきた老舗出版社「Verlag der Buchhandlung Walther und Franz König」、“世界一美しい本を作る”といわれる世界屈指の出版社/印刷会社「Steidl」などに関連した展示を実施。また、ステファン・マルクスや「MISS READ」主宰のミハリス・ピヒラーらがキュレーターとして選書したコーナーも展開し、豊かな多様性に富んだ現代ドイツのインディペンデント出版シーンの魅力を紹介する。
坂本龍一にまつわる展示
また、東京都現代美術館で12月21日(土)より開催される展覧会「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」に先立って、図書にまつわる展示「坂本図書分室」を開催。“いつか古書店の店主になるのが夢だった”という愛書家の坂本龍一が所蔵していた本を読むことのできる、都内某所の図書空間「坂本図書」