「ピクサー展」東京&長崎で開催、トイ・ストーリーやモンスターズ・インクなどアートワーク500点
3Dフィギュアや原画、また暗闇の中では、立体アニメーションのように動きだす巨大な模型も登場。
注目したいのは「ピクサー映画ができるまで」のコーナー。ここでは、各作品のキャラクターを生み出したアーティストたちの特別インタビュー映像が公開。例えば『カーズ』では、牛の顔の形をインスピレーションにトラクターを描いていたという話や、『モンスターズ・インク』のキャラクターたちは、色づけに苦戦したという裏話が紹介されている。お馴染みのキャラクターたちが現在の形になるまでの道のりを一緒に辿ってみては。
3階では、アーティストたちによる絵画や、手書きのデザイン画を大型スクリーンに投影した映像作品「アートスケープ」を展示。臨場感あふれる音響との相乗効果で、まるでアニメーションの世界に入り込んでいるような感覚に。また、作品を作り上げる時に、アーティストたちが見ている景色を共有できるため、ピクサーの一員のような気分に浸れる。
他にも『バグズ・ライフ』『ファインディング・ニモ』『インサイド・ヘッド』などの裏側も楽しめる。フィルムのようにシーンごとにドローイングがまとめられた“ストーリーボード”や、色彩を用いて大まかに描かれた“カラースクリプト”などが展示される。