ミハラ ヤスヒロから新ライン「ネハン ミハラ ヤスヒロ」ローンチ、17年春夏ショー発表
日本の伝統に重きを置いているが故、アイテムには和の要素が色濃く感じられる。着物のようなガウン、モンペや袴のようなボトムスがその好例。シャツは着物の襟抜きを想わせるかの如く首うしろを開き、ガウンはウエストを紐で締めるといったスタイリングも共通項だろう。極めつけに、下駄のようなサンダルを合わせて足元を完成させている。
日本画を現代風に咀嚼したモノトーンのモザイク画は、一際存在感を放っていた。ミハラ ヤスヒロの得意とするストリートなアイテムとの組み合わせは、古めかしくも新しい。なだれ込むように、ランウェイの最後を彩った。
この華々しいデビューに花を添えた音楽は、[Alexandros](アレキサンドロス)のドラマー庄村聡泰によるものだ。
ドラムの音だけが全面コンクリートの無骨な駐車場に響き渡り、モデルたちはその音に呼応してランウェイを闊歩した。
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