ラマルク 2017-18年秋冬コレクション - 都会の夜に生きる女性たちの個性、気高さを服に
ラマルク(LAMARCK)が2017年秋冬コレクションを2017年1月30日(月)、東京・青山で発表した。今期のテーマはメトロポリス。都市、街に生きる女性像を服に昇華し、表現した。
都会の喧騒、ノイズが聞こえる中で、オールブラックのルックでショーは幕を開けた。ストンと落ちるジャケット、胸元に空間を作ったドレスなど、カッティングやフォルムで1つ1つのアイテムに個性を与える。
ショーが進むにつれ、徐々に彩度と強度が増していく。ショッキングピンク、オレンジ、グリーン…イメージは都会の夜のネオンだ。シースルーのトップスは暗闇の中で肌の露出をチューニングし、怪しさ、ミステリアスな雰囲気を漂わせる。
フェザーのパンツや、立体的な模様のトップスを纏って朝を待つのだ。
肩を通さず纏ったニットや、コードロックをリボンのようにして留めるシャツ。歩くたびに揺れる袖や紐が可能にするのは、個性を持った着こなしだ。リラックスな印象を受けるが、足元にはハイヒールをスタイリング。素足が透けて、自由で気品溢れる女性を想起させる。
シルエットに注目するとストレートなラインのスラックスもあれば、前身にボリュームを持たせ緩やかなカーブを描くスカートも。