H&M Studio 17年春夏コレクション - メンズ&ウィメンズ初の合同ショーLOVEを合言葉に
ウィメンズは特にバレエからの着想を重んじて、伝統性や女性らしさにスポーツウェアの機能性を投じた。キーカラーはブラック、ホワイトそしてヴィヴィッドなピンク。レースやフリルなど可愛らしい要素の詰まったブラウスやワンピースに、ドローコードを添えたり、フラットサンダルを合わせたり、ナイロンのショートパンツを合わせたりしている。
一方、ショーデビューとなったメンズは、トラディショナルなウェアをスポーツの現代性と重ね合わせることでモダンに再生。ウールのトレンチコートとジョガーパンツ、ルーズなブレザーと薄手のコットントップスといった、アクティブさを絡めたスタイリングがムードだ。
メンズ・ウィメンズともに共通して取り入れていたのは、レザーのヘッドバンドである。また、キーカラーの3色の個性を尊重するように、いずれもワントーンまたは2色でコーディネートされていた。
ショー終了後、H&Mクリエイティブアドバイザーのアン・ソフィー・ヨハンソンに、今季のクリエーションについて話を聞いた。
Q:今シーズンのインスピレーションを教えてください。バレエのエッセンスです。優美さと強さ、そして愛を表現するのに相応しいと思いました。