2018年10月20日 21:45
ミントデザインズ 2019年春夏コレクション - モダンで都会的な博物館
レイヤードで現代性を表現
こういった博物館の要素を落とし込んだピースに、現代性や都会性を加えるために多用されたのは、重ねるというアプローチ。蝶が舞うトップスに、ポリエステルを溶かして光沢感を与えた人工的なトップスをレイヤードしたり、アニマル柄のワンピースに、近未来的な箔プリントを施したシアーワンピースを重ねたり。有機的なピースに、人工的、未来的な要素を組み合わせることで、モダンなムードを演出している。
ショー演出は標本をイメージ
ファッションショーにも、博物館を感じる仕掛けが施されていて、ランウェイに設置されたキューブ型のインスタレーションもそのうちの1つ。モデルたちは大きな物体の周囲を練り歩くように進み、その箱の中に吸い込まれるようにして入ったかと思うと、ぴったりと静止する。その様はまるで、フレームに収められた標本のようだった。
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