2019年2月24日 20:25
マックスマーラ 2019-20年秋冬コレクション、マスキュリンなピースでグラマーを表現
マックスマーラ(Max Mara)の2019年秋冬コレクションが、2019年2月21日(木)にイタリア・ミラノで発表された。
キーワードは"グラマー"
今シーズンのキーワードは"グラマー"。グラマーなファッションと言えば、しばしばフェミニティを打ち出したピースを連想するが、今季のマックスマーラは、むしろマスキュリンな側面を捉えることで女性の魅力を引き出すアプローチを試みているように感じる。
ボリューミーなアウター
アウターは、パワーショルダーを採用したボリューミーなシルエットがメイン。ビッグカラーのファーコートやピンストライプのテーラードジャケットなどが登場。ビッグシルエットがメンズライクな印象をもたらしている。ボトムスで目を引いたのは、フロントに膝下から大きくスリットを入れたロングスカート。女性を象徴するアイテムであるが、大胆にカッティングすることでメンズパンツのようなフォルムを生んでいる。
ワークウェアをエレガントに
テーラードジャケットにゆったりとしたシルエットのワイドパンツを組み合わせたスーツルックや、ミリタリーなジャケットにカーゴスカートを合わせたスタイルなど、ワークウェアをブランドが得意とするモダンでエレガントなピースへと昇華する手法も見て取れた。