くらし情報『メゾン マルジェラ 2019年秋冬コレクション - 「デカダンス」をテーマに洋服の“本質”を問う』

2019年3月6日 16:30

メゾン マルジェラ 2019年秋冬コレクション - 「デカダンス」をテーマに洋服の“本質”を問う

メゾン マルジェラ 2019年秋冬コレクション - 「デカダンス」をテーマに洋服の“本質”を問う

メゾン マルジェラ(Maison Margiela)の2019-20年秋冬「デフィレ」コレクションがフランス・パリで発表された。

「デカダンス」をテーマに“本質”を追求
コレクションの起点は、先に発表されたオートクチュール・アーティナザルコレクションから。「デジタル デカダンス」をテーマに、情報飽和の現代を表現したコレクションでは、一面鏡張りの空間で、どれか現実でどれが虚構であるか…本物のわからないカオスな空間を作りだした。

対峙させるように生み出したのが、この2019-20年秋冬「デフィレ」コレクション。カオスな空間からカッティングなどの技術を使って、あらゆるものをそぎ落とし、純粋なもの=本質を突き詰める。このプロセスを「デカダンス」と呼び、コレクションのテーマに定めた。

3Dから2Dへ変化させた洋服
1つのアプローチとして、人が袖を通すことを考えて立体的に作られる、洋服の作り方そのものにもメスを入れた。アイテムは3Dから2Dピースへ変化。
厚手のニットはふっくらとしたテキスタイルを潰し、平面的なニットに。フラットカットと呼ばれる手法で仕立てられたドレスは、前面と後面をピタッとくっつけたような平たい形に変化している。

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