くらし情報『ロエベ主催“クラフト”を体感できる展覧会が東京赤坂で、選考ファイナリスト29名の工芸展示』

2019年6月20日 10:35

ロエベ主催“クラフト”を体感できる展覧会が東京赤坂で、選考ファイナリスト29名の工芸展示

そしてファイナリスト29名が選出された。

日本人応募が最多、大賞は石塚源太
選考の結果、優秀賞に選ばれたのは、伝統的な漆塗り技術を得意とする石塚源太。京都市立芸術大学で漆工を専攻し、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学んだのち、再び京都で漆の道を極めた。

これまでにも国際的な賞を受賞している彼の今回の出品作は抽象的な形をしたオブジェ。何層にも塗り重ねた漆が深みと透明感を生み出し、魅惑的な雰囲気を醸しだす。

ジョナサンは、石塚の作品に関して次のように話す。

ジョナサン:石塚さんの作品は、時代を感じさせないタイムレスなピース。“次世代の作品”だと感じました。
千年前、今、そして千年後、どの時代に存在してもおかしくないような形だからこそ、素晴らしいと思います。

過去を今に、そして未来にどのように繋ぐかは、若手クリエイターの課題だと思います。彼は、何百年も前から受け継がれてきた漆の技術で、それをうまく実現していました。

特別賞に2名、高樋一人とハリー・モーガン
特別賞は、イギリスを拠点とする日本人アーティスト高樋一人と、エディンバラを拠点に活躍するハリー・モーガンが選ばれた。なお、授賞式では、女優の鈴木京香が大賞受賞者を発表した。

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