くらし情報『ポーランド女性作家の映像作品展示が東京都写真美術館で、70年代フィルムからセルフィー作品まで初公開』

2019年7月21日 11:40

ポーランド女性作家の映像作品展示が東京都写真美術館で、70年代フィルムからセルフィー作品まで初公開

を企画・開催したことで知られている。

ビデオ・カメラなど新たな技術を駆使した1990年代
民主化を果たした1990年代には、ビデオ・カメラをはじめとする新しい映像技術を使った表現がつぎつぎと誕生。それらを駆使した人間性の闇の部分に迫り作品によって露にする社会批評的な表現を意味する「クリティカル・アート」の潮流があらわれていく。カタジナ・コズィラの《罰と罪》では、単に暴力を批判するだけでなく、誰にでも潜在し得る理由なき破壊衝動を描きだしている。

表現の豊かさが特徴の2010年代以降
2010年代以降には、カロリナ・ブレグワによる《嗚呼、教授!》といった自分自身がカメラの前に立ってアクションする「セルフィー」や、日常を非日常に置き換える「発想の転換」など、映像表現としての豊かさにも創意を傾けた作品が次々と登場。

民主化以降の若手世代の作品も
また、社会や人間の暗部までを鋭く暴き出す「批判精神」や、既存のシステムやメディアを利用して表現をする「ハッキング」など、民主化以降に生まれた若手世代のしなやかな批評性が特徴の作品も紹介。ネット上の投稿動画を想起させるアンナ・ヨヒメク&ディアナ・レロネクの《ディレクトレシィ(女性館長)

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