2019年8月31日 10:45
「ダムタイプ」大規模個展が東京都現代美術館で「pH」「LOVERS」など大型インスタレーション
という集団が持っていた独創性や現在のインターネット社会においても通じる彼らの先駆的なメッセージを、メンバーや新旧世代の研究者・関係者等による展示によって紹介していく。
古橋生前のパフォーマンス「Pleasure Life」をベースにした「Playback」は、16台のターンテーブル・ユニットによるサウンドスケープ・インスタレーション。本物のレコード盤が、ターンテーブル上で、1980年代初期ダムタイプの古橋らによる音楽やNASAの惑星探査機ボイジャーに搭載されていたレコードに記録された55言語の挨拶に加え、新たにフィールド・レコーディングした音素材をミックス再生する。
また、初演時の舞台装置を再現した作品「pH」や3つのパフォーマンスを再構成した「MEMORANDUM OR VOYAGE」、古橋の遺作となったインスタレーション「LOVERS」なども展開する。
【詳細】
「ダムタイプ―アクション+リフレクション」展
会期:2019年11月16日(土)~2020年2月16日(日)
場所:東京都現代美術館 企画展示室 1F
住所:東京都江東区三好4-1-1
休館日:月曜日(2020年1月13日は開館)