くらし情報『イッセイ ミヤケ 2020年秋冬コレクション - ポジティブなメッセージをのせた“一枚の布”』

2020年3月4日 22:00

イッセイ ミヤケ 2020年秋冬コレクション - ポジティブなメッセージをのせた“一枚の布”

イッセイ ミヤケ 2020年秋冬コレクション - ポジティブなメッセージをのせた“一枚の布”

イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE) 2020年秋冬コレクションが、2020年3月1日(日)にフランス・パリで発表された。新デザイナー近藤悟史によるセカンドシーズンのショーとなる。

キャンバスから現れたモデル達
会場に設置された真っ白な巨大キャンバスに、ライブアートを行う演出から始まった今季のショー。真っ黒なペンでシンプルな洋服のイラストを絵描きだしたかと思えば、突然その縁取りにそってキャンバスからくり抜きはじめた。

その代わりに現れたのは、先程まで描かれていたイラストと瓜二つとなるワードローブ。ひと繋ぎのニットウェアに、線を引っ張るだけで、ポケットがあるように見せたり、2ピース以上を着ているようにみせかけたユニークな洋服は、アイテムごとの境界線をなくすことを試みた、デザイナーの遊び心を感じられる。

“一枚の布”へのアプローチ
こうしたブランドの根幹となる“一枚の布”へアプローチは、あらゆる手法で行われ、またダウン、ポリエステル、ウール…といった様々な生地ごとに、異なる表情を見せてくれるのも面白い。

浮遊するドレス
例えば通常の2倍以上の丈で仕立てた軽やかなシャツドレスは、本来裾に当たる部分に“ふたつめ”のアームの通し穴を作り、2重に生地を纏っているかのようにみせた。

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