2020年10月20日 16:00
リコール 21年春夏コレクション - 奇想天外な組み合わせが生む”着れる”アートピース
テーラードジャケットも、チュールやシースルー素材とドッキングされ、ワンピースへと昇華している。
遊び心溢れる“動く”仕掛け
また、動きのある演出も、リコールのショーの面白さであった。首からモービルのようなものでラグを吊り、歩く度に“ぶんぶん”と揺れ動くピースや、ヨットの帆のようにピンッとテキスタイルを張って仕上げたスカーフ柄のドレスなどが登場した。
即興型“着せ替えショー”
最大の見せ場となったのは、即興型の着せ替えショー。キャンパスノートのような見た目のスクエア型ピースを持った男女は、高鳴る音楽とともにそれらを解体。ノートにはボタンをが付いていて、中を開けると“着用できる”シャツへと早変わりした。シャツの身頃には、鉛筆画のようなイラストがあしらわれて、後ろはケープのような仕立て。演出はもちろんだが、デザインもまたアイデア溢れる仕上がりだ。
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