2021年3月20日 19:50
コンダクター 2021-22年秋冬コレクション - 荒々しさの中に潜む“胸キュン”ロマンス
元々洋服作りは、興味や疑問をもったトピックからストーリーを膨らませて一つの物語を作り、その登場人物たちの洋服をイメージしてデザインするという。今季は「ロマンス」をキーワードにコレクションを製作。俗悪・下品なを意味する“Vulgar”を加えて、「Vulger Romance」をタイトルに据えた。(○○な人という意味になる“er”へ変更した造語)。直訳すると、下品な人たちのロマンスという強めなワードになるが、人間の感情がむき出しの「荒々しいロマンス」という意味が強いという。
荒々しくセンセーショナルに
コレクションは、コンダクターが得意とする“今っぽいストリート感”を基盤に、荒々しさを融合。ビビッドなパープルやレオパード柄のもこもこアウターやレッドチェック柄のダブルジャケット、ウエスタン調のスエードブルゾンなどがラインナップしている。
パンツスーツのセットアップも、膝下や肘位置にリボンが巻かれ、ボトムスのバックスタイルにはジップが走り、パンキッシュな激しいデザイン。
ハート模様のカーディガンには、毒針や蔦を想起させる模様が全面を覆い、ジャージのセットアップにはパイソン模様のラインがあしらわれ、どこもかしこも気合の入った“ストロングな”仕上がりだ。