くらし情報『映画『コーダ あいのうた』アカデミー賞作品賞、家族の中で一人だけ健聴者の少女は“歌うこと”を夢見た』

2021年11月29日 10:05

映画『コーダ あいのうた』アカデミー賞作品賞、家族の中で一人だけ健聴者の少女は“歌うこと”を夢見た

映画『コーダ あいのうた』アカデミー賞作品賞、家族の中で一人だけ健聴者の少女は“歌うこと”を夢見た

映画『コーダ あいのうた』が公開。本作は第94回アカデミー賞にて、作品賞、脚色賞、助演男優賞の3部門で受賞を果たした。

映画祭史上最⾼額で落札“爽快”な感動作
映画『コーダ あいのうた』は、2021年に開催されたサンダンス映画祭で、アカデミー賞へつながるとの呼び声が⾼い観客賞をはじめ“史上最多”の4冠に輝いた作品。配給権の争奪戦が勃発し、映画祭史上最⾼額となる約26億円で落札された。

第94回アカデミー賞で作品賞、脚色賞、助演男優賞を受賞
また、その期待を裏切らず、世界の名立たる映画祭の賞レースを席巻。第94回アカデミー賞では、作品賞、脚色賞、助演男優賞(トロイ・コッツァー)の3部門にノミネートされ、全部門で受賞。耳の聞こえない父親を演じたトロイ・コッツァーは、実際に耳が不自由な俳優で、ろう者の男優が受賞するのはアカデミー賞史上初となる。

また、第79回ゴールデン・グローブ賞では作品賞(ドラマ部門)、助演男優賞にノミネートされた。


“⼀⼈だけ”健聴者の少⼥は「歌うこと」を夢見た
物語の主人公は、家族の中で⼀⼈だけ“健聴者”である少⼥・ルビー。抱き合い⽀え合っていた家族の関係が、ルビーの「歌う」

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