2022年3月22日 13:15
シュガーヒル 2022-23年秋冬コレクション、進化し続けるワークウェア
フリンジのようなディテール
コレクションにリズムをもたらしていたのは、フリンジのように波打つディーテルだ。ライナーを裏返しにしたような、オーバーサイズのムートンジャケットや、黒のライダースジャケットといったアウターの裾、ウィメンズモデルが纏ったシャツのボタンなどから、長いストラップが縦横無尽に飛び出し、モデルの闊歩に合わせて小刻みに揺れ動く。
また伝統的な格子柄のロングジャケットは、ダメージ加工と連動するように、その裾をフリンジのように解体。ロング丈のダッフルコートのトグル部分にも、今季のムードを踏襲した長いコードが加えられている。
テーラードスタイルも
こうしたミリタリーやワークを軸にしたランウェイで、唯一登場したテーラリングの3ピースは、ひと際その端正な表情が強調されていたようにも感じられた。カチッとしたショルダーラインと、ピークドラペルを持つジャケットは、ラフに羽織ることで気取らないスタイルに。またフルレングスのトラウザーは、ややリラクシングなシルエットながらも、センタープレスを配したことで、大人の気品さを醸しだしている。
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