映画『神々の山嶺』夢枕獏×谷口ジローの傑作をフランスでアニメ化、登山史上最大の謎に迫る冒険ミステリー
大ヒットアニメーション映画『ウルフウォーカー』の製作チームが、実写では再現不可能な命がけの登攀シーンを、限界までリアルを追求し圧巻の映像で表現。フランスでは300超の劇場で上映され、13万人超動員の大ヒットを記録した。
漫画版を手がけた漫画家・谷口ジローはフランスでも人気を誇り、その人気はフランス文化省から芸術文化勲章シュヴァリエ章を授与されるほど。「漫画界の小津安二郎」とも称されている。フランスアニメ界からの熱烈なオファーにより、漫画「神々の山嶺」のアニメ映画化が決定すると、谷口自身も二度渡仏して製作に参画した。アニメが完成するまで、7年にわたる歳月がかけられている。
尚、原作者の作家・夢枕獏は、映画『神々の山嶺』公開に向け、「二度観れば二度、三度観れば三度のあらたな感動がある。これはそういう映画だ。
谷口ジローにこれを観せたかった」とコメントを寄せた。
〈映画『神々の山嶺』あらすじ〉
「登山家マロリーがエベレスト初登頂を成し遂げたかもしれない」といういまだ未解決の謎。その謎が解明されれば歴史が変わることになる。カメラマンの深町誠は、ネパールで何年も前に消えたとされる孤高のクライマー・羽生丈二が、マロリーのカメラを手に去っていく姿を目撃。