2022年9月6日 22:40
ミツル オカザキ 2023年春夏コレクション、夕陽に捧げるピースサイン
繊細なハトメで生地を寄せ、立体感を生み出してたパープルのジャケットは、まるで中綿をいれたようなボリューム感と、大胆にカットしたショート丈が印象的。またシースルで再解釈した黒のジャケットは、風がなびくたびにふわりと舞い、色が持つ本来の重さを打ち消すほど、軽やかな空気感を纏っている。
ストリートな空気を助長
白や黒といったシンプルなカラーをベースとするミツル オカザキだが、今季はブランドロゴを連ねたグラフィカルなジャケットやボトムスが、コレクションにリズムをもたらしていた。こうしたストリートな空気は、サイドに鮮やかなラインが走るトラックスーツによってより加速。またそんなトラックスーツの象徴的なカラー配色とディテールを引き継ぎながら、ふわりとしたパフスリーブでクラシカルなドレスに再解釈したユニークなピースも登場した。
夕陽に向けたピースサイン
ショーのラストには、モデルたちが観客の前へと整列し、一斉にこれまで被っていた黒のマスクを外す。それと同時に、天高く掲げた手で「ピースサイン」を作り、夕陽が沈みかける初秋の空に平和のメッセージを捧げた。
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