2021年9月28日 06:39
爽やかな秋空のすがすがしい季節 虫達の合唱に耳を傾ける
こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。
ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独言』にお付き合いください。
虫すだく秋
爽やかな秋の空、心地好い大気… じとじとした夏と違い、すがすがしい季節。半袖から長袖、薄地の蒲団が丁度気持ちの良い季節となりました。
味覚の秋、スポーツの秋、読書の秋、行楽の秋、芸術の秋… 皆さんはどの秋が一番身近なのでしょうか…。
当方、若かりし頃は、電車の中では、片手に必ず一冊の本を持って、座ればその本を読んだものですが、今はそんな風景も少なくなりましたねぇ。座れば全員『スマホタイム』ですから…。
扨(さて)、秋の夜長は、やはり『読書の秋』の表現が一番相応しいと思い、〇〇の秋の中のトップに据(す)えております。今、読んでいるものは、後輩のアナウンサーが新著を出したので、それに目を通しております。
ところで、虫の音(ね)すだく秋、といいますが、皆さんは秋の夜、虫の鳴く声に耳を傾けることって、おありでしょうか…。
今、拙宅の庭には、夕暮れになると その虫の音(ね)