「ほかの地域にも設置してほしい」 長崎市民の生活を支える『茶色い物体』の正体に迫る!
市の土木建設課の担当者によると、長崎市の市街地には坂が多く、車道の整備も進んでいない状況とのこと。
そこで、高齢者を中心とした交通弱者が、坂道を安全かつ快適に移動できるようにするために導入されました。
高齢者以外にも、通院中の人や、乳幼児や妊産婦のいる家庭なども利用できます。
2023年2月現在、市内には3台の斜面移送システムがあり、べーたさんが撮影したものは2004年に設置された『水鳥号』。
定員は2人で、約60mの距離を4分程度で移動できます。
どうやら、斜面移送システムは長崎市民の生活を支える大切な存在のようです!
Twitterには斜面移送システムを初めて知った人も多く「長崎県に住んでいるのに知らなかった」や、「ほかの地域にも設置してほしい」といったコメントがありました。
定番スポットだけでなく、斜面移送システムを見るために、長崎旅行をするのも面白そうですね。
[文・構成/grape編集部]