缶コーヒーの「開栓時は振らないでください」 いったいなぜ? 理由に「納得」「そういうことか」

近年増えてきたボトルタイプの缶コーヒーは、ふたがあるので持ち歩きたい時に便利です。ゆっくり飲みたいからと、あえてボトル缶コーヒーを選ぶ人もいるのではないでしょうか。
多くのボトル缶コーヒーには、缶の側面に「開栓時は振らないでください」と書いてあります。従来の缶コーヒーと同じ缶コーヒーなのに、なぜボトル缶コーヒーは振ってはいけないのでしょうか。
缶コーヒーの『BOSS』、お茶の『伊右衛門』でおなじみのSUNTORY(サントリー)が、この「ボトル缶コーヒーを振ってはいけない理由」を教えてくれています。
噴き出す可能性があるからだった!
炭酸飲料ならまだしも、缶コーヒーが噴き出るわけないだろう、と考える人もいるでしょう。しかし、注意書きを無視してボトルを振ると、コーヒーが噴き出して洋服を汚してしまうかもしれません。
ボトル缶コーヒーを振ると噴き出す理由は、ボトル缶コーヒーに「窒素が充填されている」からです。
窒素ガスは、コーヒーの品質を保つために入れられています。缶を振ることで圧力がかかり、窒素ガスと一緒に中身が噴き出てしまうのです。
従来の一般的なプルタブ式の缶コーヒーにも、振ってはいけないものがあります。