くらし情報『天気予報の精度、ぶっちゃけどのくらい上がってるの? 気象庁に聞いてみると…』

2023年12月12日 10:00

天気予報の精度、ぶっちゃけどのくらい上がってるの? 気象庁に聞いてみると…

予報の精度は向上し続けていることが分かりますね。

直近では、このようになっているといいます。

降水の有無の適中率87.1%(1989年には81.8%)

最高気温の予報誤差1.6度(1989年には2.1度)

天気予報の精度は上がっている理由

では、なぜ天気予報の精度は向上し続けているのでしょうか。西村予報官の話によると、以下が大きな要素とのこと。

1.より多くの観測データが入手できるようになっていること。

2.スーパーコンピュータの導入(予報モデルの更新)。

3.予報官の知識、経験が豊富になりスキルアップしていること。

そもそも天気予報は、観測データの数が重要で、より多くの観測地点からデータが得られれば得られるほど精度が上がります。


2023年現在では、世界各国の観測地、人工衛星から得られる観測データを利用し、気象庁が作成した気象モデルをスーパーコンピュータで計算。つまり、気象予報で世界中が協力している状況になり、全地球分のデータを獲得して、スーパーコンピュータで計算されたら、予報官が最後的な判断を下しているということです。

天気予報の精度、ぶっちゃけどのくらい上がってるの? 気象庁に聞いてみると…

※写真はイメージ

西村予報官の話では、日々の予報の中で、予報官の知識や経験が増え、それがまた予報に反映されるというサイクルで、予報の精度を上げているのだといいます。

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