たこ足配線、なぜ発火のリスク? 電力会社の情報に「確認しないと」「軽視してた」

使いたい家電製品に対してコンセントの数が少ない時、ついやってしまいがちなのが『たこ足配線』です。非常に効率的に思えますが、使い方によっては思わぬトラブルを引き起こしてしまう恐れも。
たこ足配線の注意点について、関西電力グループが運営する情報サイト『WITH YOU』より分かりやすく解説します。
たこ足配線はなぜ危険なのか
たこ足配線とは、1つのコンセントから複数の電源を取り、家電製品を動かしている状態を意味しています。
たこ足配線をしていると、発火・発熱のほか、使用している家電が故障したり寿命が縮んだりする可能性があるそうです。
限られたコンセントを有効活用するため、便利に使えるのが『テーブルタップ』や『三角タップ』といったアイテム。ごく当たり前に使われていますが、これも立派なたこ足配線なので注意が必要です。
たこ足配線によって発火・発熱するのはなぜ
たこ足配線によって発火・発熱する理由としては、電流の許容量を超えて使用していること、トラッキング現象が起きることなどが挙げられます。
以下で詳しく見ていきましょう。
コンセント1つあたりの電流量に制限があるため
そもそも1つのコンセントが許容できる電流量には制限があります。