救急車を使った軽症患者に? 7700円徴収で、賛否
・命の危険が及んで苦しんでいたとしても、毎日の生活がやっとの貧困層もいます。その人たちが救急車を要請することをためらってしまわないかが、心配です。
・入院が基準ではなくて、救急を要するか否かで徴収の判断するべきでは。入院せずとも、救急隊の応急処置が必要な人もいるでしょう。
救急車で運ばれ、入院しなかった人への『選定療養費』の徴収について、賛否が分かれています。
私たちにできるのは、自身の命や健康を守ることにほかなりません。
もしも救急車を呼ぶか迷った時には、#7119番で『救急安心センター事業』に電話をかけると、医師や看護師が相談に乗ってくれます。
2024年6月現在、『救急安心センター事業』の実施エリアは26地域。
全国での普及を進めているとのことです。
緊急時は慌ててしまい、判断に困ってしまうもの。焦って救急車を直接呼ぶ前に、家族や友人に相談したり『救急安心センター事業』を活用したりするのもいいでしょう。
[文・構成/grape編集部]
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