フッ素樹脂加工のフライパン、劣化が早いなら… 寿命を縮める行為にギクリ
フッ素樹脂加工フライパンを使う時のNG行動
フッ素樹脂加工のフライパンを長持ちさせるには、洗い方だけでなく『使い方』も大切です。やってはいけないNG行動を紹介します。
空焚きしてはいけない
フッ素樹脂加工のフライパンは高温に弱いため、空焚きするとすぐに耐久温度を超えてしまいます。
急激な温度変化によりフッ素樹脂加工の劣化が早くなるだけでなく、高温で空焚きの状態が続くと有毒ガスを発生させる恐れもあります。このような事態を避けるために、空焚きしないように注意しましょう。
予熱は30~40秒が目安
フライパンを温める際、1分以上加熱すると空焚きになってしまうため、予熱する際は中火で30~40秒程度が目安です。
フライパンから煙が出ている状態は空焚きといえるので注意しましょう。
中火以下で調理する
高温で長い時間調理すると、フッ素樹脂が剥がれやすくなってしまいます。加熱しすぎないように、火力は中火以下にしましょう。
フッ素樹脂加工のフライパンは熱伝導率がいいため、中火以下でも十分に調理できます。
傷付けにくいキッチンツールを使う
金属製のキッチンツールは硬いため、フッ素樹脂の表面を傷付けてしまう可能性があります。