くらし情報『「手軽すぎて驚いた」 紅茶のティーバッグの液だれは『コレ』で防げます』

「手軽すぎて驚いた」 紅茶のティーバッグの液だれは『コレ』で防げます

ティーバッグの底を水面につける様子

2秒たったらティーバッグを完全に取り出します。いつもならここで水滴がぽたぽたと落ちますが、一滴たりとも落ちてきません。


ティーバッグをカップから引き上げる様子

隣のお皿に移動させても、ティーバッグを揺らしても水滴が落ちることはなく、液だれゼロの状態を保っています。

ティーバッグを小皿にのせようとする様子

この方法は、ティーバッグだけでなく、カレーや汁物などをお玉ですくう時にも使えるそうです。

特別なものを使わず、2秒待つだけで掃除の手間が省けるので、さまざまなシーンで活用できそうですね。

液だれしない理由は『表面張力』にあった

なぜ水面に2秒漬けるだけで、ティーバッグの液だれがなくなるのでしょうか。そこには『表面張力』が関係しています。

表面張力とは、液体の表面積を小さくするように働く力のことです。表面張力は、水分同士が引っ張り合うことで起こります。『コップに入れた水があふれそうであふれず、コップの縁で盛り上がる』『葉っぱの上の水滴が丸くなる』などが、表面張力が働いている一例です。


ティーバッグの底を水面に2秒漬けると、ティーバッグに残っていた水分が表面張力の働きによって茶葉側に移動します。

その結果、持ち上げた時の液だれがなくなるのです。

ほんの少しのコツで液だれがなくなるライフハックは、すぐにでも実践ができそうです。

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