使用済みの防虫剤、残ってない? まさかアレの原因になるなんて「ゾッ…」
無臭性の『ピレスロイド系』はほかの防虫剤との併用はOK。しかし、有臭性である『パラジクロルベンゼン』『ナフタリン』『しょうのう』などの防虫剤同士の併用はNGです。
異なる種類の防虫剤を使用すると、薬剤が溶けてしまう恐れがあります。衣類にシミが付いたり変色したりといったトラブルを引き起こすでしょう。
こういったトラブルを防ぐためにも、以前と異なる種類の防虫剤に変更する時は、残っている防虫剤はすべて取り除き、防虫成分のニオイがなくなってから新しい防虫剤を入れてください。
防虫剤の薬剤名は商品名と合わせて表示されているので、購入する際に確認することをおすすめします。
防虫剤の種類について
防虫剤の種類は意識したことがないという人も多いのでは。防虫剤には無臭性と有臭性があるとのことですが、どのような違いがあるのでしょうか。
無臭性の防虫剤『ピレスロイド系』
衣類に臭いが付かないことが特長で、すぐに着用することができます。ピレスロイド系はほかの薬剤との併用が可能です。
有臭性の防虫剤
有臭性タイプの防虫剤には以下のタイプがあります。
・『パラジクロルベンゼン』:すばやい効き目が特長で、ウールや綿素材の衣類に適しています。