くらし情報『お刺身に付いている淡いピンクの花、どう食べるのが正解?  正しい食べ方を生産者に聞いてみた』

お刺身に付いている淡いピンクの花、どう食べるのが正解?  正しい食べ方を生産者に聞いてみた

季節によって味わいは異なるのでしょうか。

風味はさほど変わりませんが、花の色合いが異なり、夏は淡く冬は濃くなります。

もともとの花穂の収穫期は夏でした。しかし1984年頃に『豊橋温室園芸農業協同組合 花穂・ほじそ部会』が通年栽培の技術を確立したことで、今では季節を問わず出荷されるようになったのだそうです。

洋食にもぴったり!おすすめの使い方

繊細な香りが特長の花穂は、『和製ハーブ』としてフランス料理やイタリア料理などでも使われています。

例えばパスタに花穂を散らすと、色合いがよくなるのに加え、ほんのりとシソの香りが楽しめるのが魅力です。肉料理に花穂を散らすと、肉の旨みはそのままに、さっぱりとした風味が口の中に広がります。

ペペロンチーノやチキンソテーに合わせるなど、家庭でも気軽に実践できるでしょう。


花穂を取り入れて、より豊かな食卓を

シソの葉よりも淡い香りの花穂は、料理の繊細な風味を損わずに味わいを引き立てる、日本が誇る名脇役。刺身だけではなく、洋食とも好相性です。

これを機に家庭の料理でも花穂を活用して、豊かな食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。

[文・構成/grape編集部]

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