生野菜はよく洗わないと… 厚労省の注意喚起に「気を付ける」「忘れない」
実際に、生野菜が原因と疑われる事例も報告されているとのことです。
『腸管出血性大腸菌(O157)』は加熱することによって死滅するため、野菜を生で食べるサラダなどは感染リスクが高くなります。
そのため、野菜はよく洗ってから食べることが、食中毒を予防するための重要なポイントです。
また、野菜はカットすると切り口で細菌が増えやすくなるので、できるだけ早めに食べましょう。すぐに食べない場合は、清潔な容器などに入れて冷蔵庫に保管するようにしてください。
調理器具や手指からの二次汚染を防止しよう
食中毒予防には、野菜だけでなく肉や魚などの取り扱いにも注意が必要です。
肉や魚には目に見えない微生物が付着している可能性があります。
そのため、調理器具は食材ごとに使い分け、しっかりと洗浄・消毒を行うことが大切です。
これにより、食材間の二次汚染が防止できます。
また、手指にも注意が必要です。いろいろな物に触れる手指には多くの細菌が付着している可能性があります。
細菌が付着した手で食材や食器などに触れると、汚染を広げてしまうかもしれません。
調理を始める前はもちろん、作業中にも小まめに手洗いをしましょう。