フライパンがすぐダメになる… 専門店が教える、思わぬ原因とは?
空焼きをしてはいけない、高温にしてはいけない、温度差に弱いので冷めてから洗う、金属ヘラは使わないなどです。
油を引かないと空焼きの状態に近くなり、また、急激に温度が上がりやすくなります。
食材との間に摩擦も生じやすくなり、これらを繰り返すと徐々に劣化してしまうため、早いサイクルでの買い替えが必要となります。
油を引いたほうが快適に長く使えて、結果としてフライパンの寿命も伸ばすことができます。
コーティング加工されたフライパンでも長持ちさせるためには、油を引くべきなのですね。
『油が不要なフライパン』でも油を引くべき!
『油が不要なフライパン』という商品もありますが、寺西店長から以下のようにアドバイスがありました。
よく『油が不要なフライパン』という商品がありますが、フッ素でもセラミックでもコーティングがあっても、油は引いたほうがいいでしょう。グレードの高いコーティングであれば、ある程度は摩擦にも耐えることができ、油を引かないことで油の摂取は減ります。
調理については、しばらくはスルスルと心地よくお使いいただけるでしょう。しかし、どうしてもフライパンの寿命は短くなります。
『油を控えたい、使いたくない』というのがフライパン選びの一番重要なポイントであれば、寿命をあまり気にせずに、早いサイクルで買い替えるという方もいるかもしれません。