パンのおいしさは『バターの塗り方』で変わる コツは… 「そうだったのか!」「これ試す」
薄くカットしたバターであれば、常温に戻るまでにそれほど時間はかかりません。なお、トーストの味わいを引き立てるためには、有塩よりも無塩バターを選んだほうがよいとのことです。
リベイクのコツにも注目しよう
冷めてしまったパンは、自宅でリベイクするとおいしくなります。その際のコツにも、ぜひ注目してみてください。
カレーパン
カレーパンをリベイクする際は、中の具材と空洞の位置に注目しましょう。カレーはパンの中で下部分に集まり、上部分には空洞ができています。上から熱を加えようとすると、空気の層で遮断されやすく、外側と内側で温度差が生じやすいでしょう。
パン屋で購入する際には、上下の向きを覚えておいて、リベイク環境に合わせて上下を入れ替えて調整するのがおすすめです。
フランスパン
フランスパンのリベイクは、3~5㎝幅にカットして行うとよいでしょう。クラムと呼ばれる内側部分のモチモチとした柔らかさが、さらに引き立つ幅だといわれています。
クラムの柔らかさやモチモチ感を残すために、オーブントースターに並べる際は、できるだけ内部を露出させないよう注意してください。クラストと呼ばれる外皮部分が上下にくるよう向きを調整し、2つ以上同時に加熱する場合は、できるだけくっ付けるのがポイントです。