イタズラで勝手に… 深夜に浮かび上がった京都『五山送り火』の『大文字』
・大切な伝統行事を、ただの夏のイルミネーションくらいにしか感じていないのかな。行事を守ってきた人たちの気持ちも考えてほしい。
・伝統ある慣習行事には積み重ねた様式がある。独善的な行動で軽んじてはならない。
・『五山送り火』は帰ってきたご先祖さまを再び冥界へ送るもの。その意味を全く理解していない。伝統を踏みにじられた地元住民として、腹が立ちます。
同月16日に行われる『五山送り火』は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、市民や観光客が密集してしまわないよう規模を大幅に縮小して行われることが発表されていました。
当日は文字全体に点火するのではなく、中心など数か所にのみ点火し『大』の文字として浮かび上がらない予定とのこと。
『五山送り火』は地元の人々や、ボランティアによって支えられ、数百年という歴史が民間で受け継がれている行事です。
伝統行事の意味や、守ってきた人たちの想いなどを考えれば、到底やっていいことではありませんね。
[文・構成/grape編集部]