2021年7月2日 13:25
「なんか丸いの抱えてる」 不思議に思って近付くと、ボタンが押されて?
ライターなどの火と違って、オイルもガスもいらない放電での着火は風に強いのだそうです。
霊園に祖父母の墓がある筆者は、線香やロウソクの火が風で不安定になる問題に何度も悩まされました。
※写真はイメージ
また自宅の仏壇では、握力が弱いのかライターのボタンを押すのに失敗し、なかなか火が点けられないことも。
チャッカマンを使った際も、久しぶりで火がどこまで伸びるのかが分からず、距離を測れない時までありました…。
心地よくとむらいたいので、その前段階でつまづきたくはないものです。「釣り糸をこれで切ると、材質的に溶けて切り口が丸くなるので釣り人が好んで使っている」という豆知識も所長は教えてくれましたが、何よりも仏壇などで使いたくなりました。
多様化する人々の暮らし。十分に供養をしたくとも、さまざまな理由から別の方法を取らざるを得ない場面もあるでしょう。
「やらないより、少しでも何かしてあげたい」という人たちの想いに寄り添いながら、仏具関係も進化しています。
もちろん昔ながらの形も大切ですが、無理のないよう、変えられるところは新しい風を取り入れてもいいのかもしれません。
お盆やお彼岸の前に、一度仏壇周りの道具を見直してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]
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