この夏は、甘くて飲みやすい「フレーバービール」がブームの予感!
と答えた人に、その理由を尋ねたところ、「味が好きではない」68.7%と、「苦い」60.1%の2つ大多数を占めており、若者のビール離れの要因は「ビール独特の苦い味」にあるようです。
一方で、ビールを飲まない若者の中には、「飲んでいる人を見るとおいしそう」「乾杯が楽しそう」「暑い日・のどが乾いたときに良さそう」などの意見もあり、潜在的にはビールに魅力を感じていることもわかりました。
■理想のビールは「苦くない・甘い・フルーティ」
続いて、ビールを飲まない人に「普段、何を飲んでいるのか」を聞いたところ、「酎ハイ・サワー」が最も多く、51.4%。次いで、「カクテル」48.2%、「梅酒」34.2%、「果実酒」32.0%という結果に。いずれも甘くて、飲みやすいお酒がきており、ビール好きとは対極ともいえる嗜好が伺えます。
さらに、このグループに飲んでもいいと思う「理想のビール」を尋ねたところ、「苦くない」45.3%、「甘い、フルーティ」34.5%、「軽い飲み心地」26.6%という3つが上位を占めており、甘くて飲みやすいお酒が求められていることが明らかになりました。苦い味が若者がビールを飲まない理由になっている一方で、ビールをおいしそう、楽しそうと思っている気持ちがあるという現状と、甘くて飲みやすい飲料を求めるニーズがフレーバービールを人気の飲料に押し上げたようです。